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熊本県水俣市では、水俣市久木野の住民で運営するむらおこし施設「愛林館」により、大川自然環境保全地域(国有林)でシイやカシなど常緑広葉樹を中心に、植林が行われてきた。これまでに21ヘクタールに植え、育ててきた。1995年以降、春の植林と夏の下草刈りにボランティアを募って取り組んでおり、今年も初心者を含む約40人が7月26日から8月10日まで下草刈りやつる切りに挑戦した。夏の作業は「働くアウトドア」と名付けられ、愛林館に宿泊しながら山林労働を体験するが、参加は半日だけでもよく、今までに学生からシルバー世代まで約400人が参加している。これまで森林の管理は山村が行ってきたが、木材価格が落下したことにより山村だけで管理を行うには無理が出てきた。森林所有者の多くは先祖代々伝わる土地という倫理観で金をつぎ込み間伐を行ってきたが、このままでは支えきれない。そこで、体験を通して現実を理解してもらおうと働くアウトドアが行われるよになった。また、森林には水源涵養、表土の保全、二酸化炭素吸収など様々な公営的機能がある事から、やがては公営的機能の受益者である国民に応分の負担を呼び掛けたいと愛林館の沢畑亨館長は語った。
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